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今日も一日中レモン園で剪定ですが、イチゴの花芽の話でもしてみよう

相手が喜んでもらう行動をとろうと想像するも、今まで意識して行動してなかった分、いまいち、何を喜んでくれるのかわからない・・・。どーも!!芋苺レモンオンちゃんの杉本憲司です。

とりあえず、笑顔を振りまけば、喜んでくれるに違いないと思い、まずはそこから始めることにする杉ちゃん(ニコッ!)皆が喜ぶ芋苺レモンは作っていきますよー!!さてはて、今回はイチゴの花芽分化の話。

イチゴは本来、冬を越して春に実るのが旬やった。一度冬の寒さを経験してその間に花芽を作っておいて春暖かくなって目覚めると同時に、花を咲かせ果実になっていくのだけど、ビニルハウスが出来たことで冬も暖かいイチゴは休眠に入らずに実をつけることが出来だしたってわけ。

気温が5度を下回る日が続きだすとイチゴは休眠します。そして、日長が短くなっても活動をストップしていくんです。話を戻して、花芽分化は日長に関係なく気温が12~15度以下になってくると花芽分化していきます。

その他の花芽分化の条件は、日長と低窒素(肥料を抑える)気温が25度以上だと花芽分化は起きないそうです。高知ではここ最近は、秋も気温が高い日が続きます。そうなんです。ここが問題なのです。秋になっても気温が高いので花芽分化しにくい環境になってきているのが近年なんです。

昨年は、イチゴ苗を少し弱く育てたので、早くから花芽がきたのですが、今年はガッチリ苗にしたので、温度が低くなってくれないと杉ちゃん困っちゃう~(汗)状況だったのですが、9月下旬に定植しないと、その他の作業や管理が進まないのでやむなく定植したけれど、案の定去年より花芽の展開が遅いような感じ・・・。

なぜ、イチゴ農家は花芽を早く来させたいのかというと、12月にあるビックイベントにイチゴを出荷したいから!!大人から子供までハッピーな贈り物する日!そうです!!メリークリスマスにイチゴを出したいんです。皆をハッピーにしたいんです。サンタさんに配って貰いたいんです!!

正直な話し、その時期は年末にお正月とビックビックイベント盛りだくさんなんで単価が高いんです!!だから、イチゴ農家は花芽を早く出したいのがお分かりいただけたでしょうか?結局はお金ですねー(笑)

いやいや真面目なこというと、一番果よりも二番果の方が、味が整って美味しくなるので、12月にショートケーキの上に乗って1月からは、大きな美味しいイチゴをそのままパクっと食べてもらいたいのが杉ちゃんの本音(キリッ!)単価高い時に出荷したいのも本音(笑)

ということで、イチゴ農家にとって、定植してからの花芽分化は腕の見せ所なのです!でも、最近の温暖化には勝てません(涙)なので、もしかしたらクリスマスに間に合わないかもしれませんが、その分、とびっきりの美味しい苺を作るので楽しみに待っててね!!

それでは、皆様がますます喜びと幸福いっぱいの日々を送れますようにお祈りして
花芽がたくさん出てきたー早くミツバチの用意しなきゃー的な願いを寝ながら夢で見ようとする杉ちゃんなのでした、いい夢見てねー!!じゃーまたねー!!

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